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糖質制限食の効果と根拠

世田谷区三宿にあるパーソナルトレーニングジム、axis mishuku(アクシス ミシュク)代表の岡林です。 今回も現役管理栄養士であり、栄養士の生き方について著書も出版されている 管理栄養士MitsuHiro とのコラボ企画第3弾!! プロフィールはこちら。 前回の糖質制限食が体内に与える効果にて糖質制限とケトン体の関係性について解説して頂きました。

今回は糖質制限が脂肪を減らす根拠とその根拠について解説頂きます!! axis mishuku では、クライアントの栄養、食事の疑問に対して管理栄養士の見解を取り入れています。 トレーニング、栄養の両面からのトレーニングをぜひ体験してみてください。 →axis mishuku(アクシス ミシュク) 【三軒茶屋・池尻大橋・三宿エリアのパーソナルトレーニングジム】

 

こんにちは! 管理栄養師MitsuHiro(ミツヒロ)です。

今日も糖質制限についてお伝えしようと思います!

前回のブログでは糖質制限をすると

「飢餓状態になる」

そして

「エネルギーがケトン体に変換され脂肪が燃焼する。」

ここまでお伝えしました。

簡単に言うと糖質制限をすると脂肪が減ってやせるということですね。

脂肪が減ってやせるなら糖質制限することはいいことですよね?

僕もそう思います。

糖質制限に対しての否定的な意見

でも世の中では賛否がわかれます。

これはなぜなのか?

理由はいろいろありますが、

そのうちのひとつは

「ケトン体が体に良くないから」

こう思われているからです。

ケトン体がからだに増えすぎると

ケトーシスという状態になります。

増えすぎたケトン体を利用しきれないと、ケトン体は物質的に酸性なので、

ケトン体が増えるとからだが酸性に傾きます。

これがいわゆる

「ケトアシドーシス」です。

このケトアシドーシス状態になるとひどいと脳浮腫や昏睡状態、最悪の場合は死に至ると思われています。

ここで大事なのは

「思われている。」

ということです。

ケトアシドーシスになる条件とは?

実際は違います。

何が違うかというと

そもそも

「ケトアシドーシス」状態になることはほとんどない。

これが事実です。

これはなぜなのか?

その理由としてケトアシドーシス状態になるのはある条件があるんです。

それは

「糖尿病などの病気と合併しているとき」

これが条件です。

これがいわゆる

「糖尿病性ケトアシドーシス」

です。

つまり健康な人であればケトン体が増えたってケトアシドーシスにはなりません。

増えたケトン体は特に害はないのです。

血糖が上がってない分ケトン体が増えているだけですね。

だから、もし糖質制限に否定的な人がいたとして

その理由がケトン体が増えるからという理由の場合はその人は間違っています。

もしくは、正しい情報が足りていない人ですね。

このケトン体と糖質制限の関係については

医師の 江部 康二さん

宗田 哲男さん

などの

糖質制限食の権威であるかたがたが著書で詳しく書かれています。

もっと深く知りたい方は読んでみるといいと思います。

「糖質制限=ケトン体が増える=ダメ」ではない

だから、糖質制限を否定するときにケトン体が増えるからという理由は間違いです。

では、次にこんなふうにも言われます。

糖質を制限するってことは

「タンパク質や脂質をたくさんとるってことですよね?それって食事バランスとして大丈夫ですか?」

結論から言います。大丈夫です。

ではなぜ大丈夫といえるのか?

次回はそれを説明しようと思います。

ここまで読んでいただきありがとうございます。^)

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